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--exclude_pattern オプションの使用方法

--exclude-pattern オプションを使用して、指定したパターンに一致するファイルのスペックをスキップするように RSpec に指示します。

背景

次の内容で "spec/models/model_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:

RSpec.describe "two specs here" do
it "passes" do
end

it "passes too" do
end
end

また、次の内容で "spec/features/feature_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:

RSpec.describe "only one spec" do
it "passes" do
end
end

デフォルトでは、RSpec は "**/*_spec.rb" に一致するファイルを実行します

rspec を実行すると

出力に "3 examples, 0 failures" が含まれるはずです。

--exclude-pattern フラグにより、RSpec は一致するファイルをスキップします

rspec --exclude-pattern "**/models/*_spec.rb" を実行すると

出力に "1 example, 0 failures" が含まれるはずです。

--exclude-pattern フラグは、カンマで区切られた複数のパターンを指定するために使用できます

rspec --exclude-pattern "**/models/*_spec.rb, **/features/*_spec.rb" を実行すると

出力に "0 examples, 0 failures" が含まれるはずです。

--exclude-pattern フラグはシェルスタイルのグロブユニオンを受け入れます

rspec --exclude-pattern "**/{models,features}/*_spec.rb" を実行すると

出力に "0 examples, 0 failures" が含まれるはずです。

--exclude-pattern フラグは --pattern フラグと併用できます

rspec --pattern "spec/**/*_spec.rb" --exclude-pattern "spec/models/*_spec.rb" を実行すると

出力に "1 example, 0 failures" が含まれるはずです。