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--pattern オプションの使用方法

デフォルトの "**/*_spec.rb" ではなく、指定したパターンに一致するファイルを検索するために pattern オプションを使用します。

RSpec.configure { |c| c.pattern = '**/*.spec' }

各 spec ファイルの先頭に require 'spec_helper' を使用する代わりに、.rspec ファイルに --require spec_helper を追加してください。これにより、パターンが解決される前に常に spec_helper が読み込まれます。このようにパターンを設定すると、パターンに一致する spec ファイルのみが読み込まれます。

背景

以下の内容で "spec/example_spec.rb" という名前のファイルがあるとします。

RSpec.describe "two specs" do
it "passes" do
end

it "passes too" do
end
end

設定でデフォルトのパターンをオーバーライドする

以下の内容で "spec/spec_helper.rb" という名前のファイルがあるとします。

RSpec.configure do |config|
config.pattern = '**/*.spec'
end

また、以下の内容で "spec/one_example.spec" という名前のファイルがあるとします。

RSpec.describe "something" do
it "passes" do
end
end

rspec -rspec_helper を実行すると、

出力に "1 example, 0 failures" が含まれるはずです。

設定でデフォルトのパターンに追加する

以下の内容で "spec/spec_helper.rb" という名前のファイルがあるとします。

RSpec.configure do |config|
config.pattern += ',**/*.spec'
end

また、以下の内容で "spec/two_examples.spec" という名前のファイルがあるとします。

RSpec.describe "something" do
it "passes" do
end

it "passes again" do
end
end

rspec -rspec_helper を実行すると、

出力に "4 examples, 0 failures" が含まれるはずです。