--example
オプション
--example
(または -e
) オプションを使用して、名前で例をフィルタリングします。
引数は、例の完全な説明と一致します。これは、グループの説明(ネストされたグループを含む)と例の説明を連 結したものです。
これにより、単一の一意の名前を持つ例、類似した名前を持つすべての例、一意の名前を持つグループのすべての例などを実行できます。
また、複数の例の一致を指定するために、オプションを複数回使用することもできます。
注意: one-liner syntaxを使用する場合、生成された説明を持たない例は、このオプションで直接フィルタリングすることはできません。なぜなら、説明を生成するために例を実行する必要があり、まだ生成されていない説明を使用して例を実行するかどうかを決定することができないためです。もちろん、グループの説明の一部を渡すことで、グループで定義されたすべての例(説明のない例も含む)を選択することができます。
背景
以下の内容で "first_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:
RSpec.describe "first group" do
it "first example in first group" do; end
it "second example in first group" do; end
end
以下の内容で "second_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:
RSpec.describe "second group" do
it "first example in second group" do; end
it "second example in second group" do; end
end
以下の内容で "third_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:
RSpec.describe "third group" do
it "first example in third group" do; end
context "nested group" do
it "first example in nested group" do; end
it "second example in nested group" do; end
end
end
以下の内容で "fourth_spec.rb" という名前のファイルがあるとします:
RSpec.describe Array do
describe "#length" do
it "is the number of items" do
expect(Array.new([1,2,3]).length).to eq 3
end
end
end
一致なし
rspec . --example nothing_like_this
を実行すると、
例が実行されなかったとしても、プロセスは成功するはずです。