--init
オプション
コマンドラインで --init
オプションを使用して、RSpec プロジェクトの標準的なファイルを生成します。これにより、.rspec
ファイルと spec/spec_helper.rb
ファイルが生成され、いくつかの例設定が含まれています。
これらの設定は、個々のスペックファイルを実行する場合に異なる方法で処理されます。明示的にフォーマッタが設定されていない場合、ドキュメントフォーマッタが使用されます。
.rspec
ファイルの生成
rspec --init
を実行すると、
以下のファイルが存在することを確認します:
| .rspec |
また、
出力には "create .rspec" というテキストが含まれていることを確認します。
.rspec
ファイルが既に存在する場合
.rspec
という名前のファイルが次の内容で存在する場合:
--force-color
rspec --init
を実行すると、
出力には "exist .rspec" というテキストが含まれていることを確認します。
推奨される設定を spec_helper
で受け入れて使用する(最初はコメントアウトされています)
新しいプロジェクトでファイルが存在しない場合、
rspec --init
を実行した後、
spec_helper.rb
から =begin
と =end
を削除して、推奨される設定を受け入れると、
以下の内容で "spec/addition_spec.rb" を作成します:
RSpec.describe "Addition" do
it "works" do
expect(1 + 1).to eq(2)
end
end
以下の内容で "spec/subtraction_spec.rb" を作成します:
RSpec.describe "Subtraction" do
it "works" do
expect(1 - 1).to eq(0)
end
end
rspec
の出力はドキュメント形式ではないはずです。
ただし、rspec spec/addition_spec.rb
の出力はドキュメント形式であるはずです。
また、rspec spec/addition_spec.rb --format progress
の出力はドキュメント形式ではないはずです。
さらに、rspec --pattern 'spec/*ction_spec.rb'
の出力は、減算ファイルのみが実行されたことを示すはずです。
そして、rspec --exclude-pattern 'spec/*dition_spec.rb'
の出力は、減算ファイルのみが実行されたことを示すはずです。